フリマアプリや通販サイトで、Chrome cast(クロームキャスト)を探しているとよく目にする、類似品のMiracast(ミラーキャスト)。
この2つは見た目がすごくそっくりで、購入するときに間違えてしまう場合も…
どこが違うのか?
パッと見ただけでは区別しにくい、2つの機器の見分け方をイラスト付きでご紹介します!
記事に書いてあること⇒
Chromecast とMiracastの違いを簡単に紹介!
そもそもChromecast とMiracastは何が違うのか?
2つの機器は使用できる場面が以下のように異なります。
- Chromecast⇒テレビなど大画面で、動画サービスを観るための機器
- Miracast⇒テレビなど大画面で、ノートPCやスマホの画面を映すための機器
※正確にはMiracastは製品名ではなく、技術の名前になります。
しかし、販売しているサイトなどでもMiracastと書いてある場合が多いため、今回は便宜上Miracastとひとまとめにしています。
Chromecastと類似品Miracastの見分け方
使い勝手の違いが簡単にわかったところで、今回の本題である見た目の違いを説明していきます。
ChromecastとMiracastは、フリマアプリや通販サイトで購入する際に、間違えて買う人が続出するほど、見た目が似ています。
Chromecastっぽい見た目でも、よく見るとMiracastだったなんてこともあります。
今回は違いが分かりやすいように、ChromecastとMiracastの見分け方をイラスト付きでまとめました!
ちなみにchromecastは発売された時期ごとに、形やデザインが異なり、世代という区分けがされています。
イラスト解説!第1世代Chrome castとMiracastの見分け方
図の通り、以下のような違いがあります。
- Chromecastの場合:Chromeと書いてあります。
- Miracastの場合:Any castと書いてあります。
しかし、第1世代は印字された名前を見ればいいので、違いが分かりやすくなっています。
特にChromecastの場合は、しっかり本体にChrome と書いてあります。
Miracastについては、AnyCastと書いてあるものが多く出回っています。
ということで、第1世代の場合は機器に印字されている文字を確認して見分けましょう。
イラスト解説!第2世代ChromecastとMiracastの見分け方
正直、パッと見た時の見た目はほとんど一緒です!
見分け方は、すごく細かいのですが真ん中のマークです。
よく見ると以下のような違いがあります。
- Chromecastの場合:真ん中には〇しかなく、マークなどはありません。
- Miracastの場合:真ん中に、Wi-Fiの電波マークのようなものがあります。
またChromecastについては、ブラウザのchromeのマークと同じマークになっています。
よく見ると真ん中の円から伸びている線が3本あり、きれいな曲線を描いているのも特徴です。
一方Miracastは、真ん中の円から伸びている線がよく見ると、直線になっています。
第二世代に関しては、よく見ないと気付かないようなデザインになっているため、真ん中の円の中と、円から伸びている線をよく見るようにしましょう。
イラスト解説!第3世代ChromecastとMiracastの見分け方
第3世代も、よく見ないとほとんど見た目は一緒です!
見分け方は、機器の下あたりに印字された英語です。
- Chromecastの場合:「G」と印字されている※4Kの場合も2Kの場合も一は違いますが「G」と印字されています。
- Miracastの場合:「M」もしくは「C」と印字されている
Chromecastはgoogleが販売しているものです。
そのため、機器本体に企業名の頭文字である「G」が印字されています。
第三世代の場合、英語が書いてあるという点で見分けるのではなく、印字された英語が「G」であるかについてもしっかり確認しておきましょう!
Chromecast with Google TVとMiracastの見分け方
2020年11月25日に発売されたChromecast with Google TVは、初のリモコン付きのChromecastとなっています。
このChromecast with Google TVに関しては、(2020年12月11日現在)同じ形をしたMiracastは発売されていないようです。
なので今のところ、リモコン付きであればこのChromecast with Google TVであると言えると思います。
ただし、“リモコン付きMiracastの発売の可能性がない“とは言い切れないため、最新情報はチェックしておく必要がありそうです。
まとめ:フリマアプリやECサイトで購入するときは出品画像をよく見よう!
今回は、ChromecastとMiracastの見分け方についてご紹介しました。
やはり2つの機器はすごくよく似ているので、印字された文字や細かなデザインをよく見る必要があると思います。
特にフリマアプリなどでChromecastもしくはMiracastを購入する場合は、写真の撮り方によっては判別がつきにくい場合もあるかと思います。
その際は、ポイントとなる箇所の写真を必ず確認してから購入しましょう!
もし、画像がない場合は出品者に追加してもらうといいと思います。
また、自分が売る側の場合も、真ん中をアップで撮った写真を掲載しておけば、購入後のトラブルが減るかと思います。
今回紹介した見分け方が、Chromecastを購入する際の参考になれば幸いです。